高野の旅

今日は鬱どころかあまりの晴れさ加減に躁状態(笑)!

チームメイトと一緒に聖地鍋谷経由で高野山に行ってきた。


全日本選手権を控えたこの時期、潤沢な経費を使えるチームならレース日程などを考えれば涼しくて空気の薄いところでの合宿なんかがベストだろう。
もし自分にその決定権があればそういった地域や設備の整った所での合宿をする。

我がチームは大阪に根付いたチームで、全日本前の合宿も本拠地大阪は河内長野の予定だ。しかしそれも実は非常に良い選択肢の一つで、普段と変わらない生活パターンと慣れた練習環境がそこにはあるのだ。天候などにも左右されない事はある意味、サラリーマンの束縛された環境でのトレーニングにも似たものがあるのかもしれない。先日のJツアー富士山では、彼がどういった環境で走っているかは全く存じ上げないが、おそらくサラリーマンなのだろう、素晴らしい走りで実業団選手、所謂日本のプロ選手達を蹴散らしてしまった。そこには彼なりの山で戦うノウハウがあり、不断のトレーニングがあったに違いない。蹴散らされた選手達はそういった事実を真摯に受け止めどんな状況でも負けないくらいの力を備える努力をして欲しいものだ。マトリックスチームは幸か不幸かそのレースには参加していなかったのだが、同じような状況でトラックレースで大敗を喫した。これもトラックレース独特の戦い方や能力の違いというものがあるが、それを言い訳にしない、もっと基本的な「走力」で他を圧倒できなければ、プロとして沽券に関わるだろう。どんな状況でも負けてはいかん。

と、こんな事を考えつつ練習していたらチームメイトと別れ自宅まで数百メートルで脚が吊った。