TREK MADONE7+9070Di2_4【西日本チャレンジにて】

さて昨日は西日本チャレンジロードという短めのロードレースを走ってきました。
短めといっても週に二回、土曜と日曜に最高各100キロ程度が関の山の今の自分には限界に近いレースになりました。
距離は12キロほどを5周回する60キロ程度の距離です。
今回は夏前に行われる全日本選手権にチームで送り込めるだけ送り込んでみようという目論見での参加でした。
全日本選手権にはエリートで既に昨年のジャパンカップオープンで20位以内に入り権利を得ているチームメイトの豊田と、ジュニアでは柳瀬が既に参加を決めていました。
残る可能性に懸けて一ヶ月という短い準備期間と限られた時間で練習を積み何とか当日もキャンセルする事無く参加できました。
結果は散々で20位以内が条件の参加枠の中には全く入れない30位台でありました。
上位4分の1に入れば良いのかとタカをくくっていましたが、そこはやはりロードレース。
十分な努力や準備なくして必要な結果は得られませんでした。
その点は非常に残念ではあったのですが自転車に関する発見はありました。
前回までの記事にあったマドン7の実戦参加でのインプレッションが得られたのです。

「高速になればなるほど休める」
というのがそれ。

スタート直後の駆け出しも速く、非常に軽い印象だった。
ゼロ発進というのは非常に負荷が高く、自転車の物理的な問題が大きく乗り手の感想を左右します。
自転車の全体重量や剛性、ホイールの全体重量や周辺部分の重量というのは特に大きな要素です。
そのゼロ発進での軽さは今の私に「自分は調子良いんじゃないか?」と思わせるには十分なほどのものでした。
そう、あまりの出だしの軽さに私は調子に乗って一周回もの間、頑張り続けてしまいました。
レース全体の5分の1を無駄に頑張ってしまったのです(笑)
消極的であまり書きたくはないのですが、事前の作戦では最終周回だけ頑張れば良いと考えていたので、これは大きな誤算です。
それでも前回の記事でもインプレした、「風抜けの良さ」(=空気抵抗の少なさ)は特筆すべきもので、アップダウンの続く広島のコースでもその性能を遺憾なく発揮しました。
1周目の大きなミスを自転車の性能で取り戻しーそのミスも自転車の性能によるものですがー何とか最終周回までは逃げを許したメイン集団で知りうる限りのセコい手を使って粘ってはみたものの、その罰かはたまたただの練習不足かwww最後の登りでパタリと脚が止まり一人取り残されてしまいました。

嗚呼、これで前半の目標が無くなってしまった。