サラリーマンレーサーがレースに向けてすべきこと5

さて、レース形態やコースのシュミレーションができたら、それに向けてのトレーニングプログラムの作成です。
まず最初にベースとなるコースに対する耐性を高めるためのトレーニングを重ね、
それがクリアできればレース形態に対するトレーニングを組み込みます。

要領の良い人でしたら、ここまでのアドバイスで各自でトレーニングプログラムを組み立てることができるようになり、ある程度の競技レベルまで到達します。
しかし大事なのはこの先で、トレーニングの内容だけではなくコンディショニングも組み込み、各人それぞれの微調整を行うところです。
コースやレース形態は客観的なデータで誰でも判断理解できますが、この微調整の部分は非常にデリケートな部分で練習している本人ですら判らなくなってきます。
この先はハイアマチュア以上になってきますので、コンディショニングやトレーニングプログラムはプロに任せたほうが良いかもしれません。
加えて自転車競技は機材というファクターもあるので、これも絡めたコーチングができる人は多くは無いでしょう。
ここまででフィジカルとメンタルの準備はOK(?)です。

ところで自転車界はブエルタ・ア・エスパーニャが終了し、世界選手権ウイークに突入しています。
自転車競技の季節はそろそろ終盤ですがこの世界選手権には日本期待の新城選手や別府選手も出場します。
どこまで戦えるか期待しましょう!

さあ、次回からは自転車の準備を始めましょうか!