サラリーマンレーサーがレースに向けてすべきこと8

さあ、私も直近のレース「店長選手権」が近づいてきて焦ってます。
レースは近づいてるのに練習まったくできていない、、、
あ、言い訳ではなく、参加が決まったのがつい先日なんです(笑)
しかしレーサーに言い訳は無用。
時間は刻一刻と過ぎ、レース当日は本人が何もしなくても迫ってきます。
そこで焦っても仕方が無いので、良い大人は残された要素を穴埋めします。
何度も書いているように、レースに向けて準備すべきは「自身」と「機材」です。
「自身」の能力を高められなければ良い大人は機材に注力しましょう。

まず基本的なメンテナンスです。
自転車の基本メンテナンスはタイヤ空気圧とチェーンの注油なのはどの自転車でも同じですが、レース機材ともなるとタイヤのチェック項目は空気圧どこころか更に多くなってきます。
タイヤは酷使しているトレッドやケーシングサイドの状態、チューブラータイヤならリムへの接着状態も重要です。
加えてスポークテンションやリムの振れ、ブレーキ面、大きく負荷のかかるハブ軸の状態などのホイール全体をチェックします。
ホイールが済んだらフレームへと移ります。
最近はカーボンフレームが主流ですのでフレーム全体をチェックします。
外観で塗装面の悪化やひび割れなどが無いか、あれば表面だけの問題かなどを見ます。
ブレーキはきっちり自分の好みのシューストロークになっているか、なっていなければブレーキシューの磨耗を疑い、必要なら交換します。
ブレーキ本体もしっかりセンターが出ているかを確認します。
センターの出ていないブレーキキャリパーほど厄介なものは無く、集団の中で敏感なスピードの調整ができなくなります。
変速調整も非常に大事ですが悪すぎてペダルを踏みはずほどでなければ他人に迷惑をかけるわけでもないので大丈夫でしょう。

なんだかんだと書きましたが、このあたり全ては普段の洗車というメンテナンスでほとんど解決してしまいます。
洗車しなければ汚れに隠れた以上は判断しにくいですし、ブレーキや変速機の状態も判り難いでしょう。
次回以降のチューンナップパーツなんていうのもほぼ無駄です。
あ、昨日の世界選手権はまたもや新城選手が先頭集団でゴールしましたね!
興奮冷めやらず超早起き(爆)
これもレースに向けたイメージトレーニングになります。

土井雪広の世界で戦うためのロードバイク・トレーニング

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