春なのに、、、

車中から

石畳のクラシックが終了しアルデンヌがもう始まろうとしていますね。
ヨーロッパで活躍する選手たちに期待するという数年前では考えられないことが今では普通の事になりつつあります。応援するファンとしては大いに楽しみたいところです。その中でも選手たちには挫折あり成功ありの悲喜こもごもでしょう。ま、小さいことには悩まず他人のせいにせずに突き進めるエネルギーを若い人達は備えてるものですから。
そう言えば先日、今年のチーム名は失礼ながら忘れてしまいましたが、福島晋一選手が私たちの店に再び来てくれました。シマノシンガポールで供給してもらってるシューズが日本の製造元経由で送られてきてそれを私が成型して福島選手が履くというなんとも複雑な行程のためです。その前も成型にだけ来てくれましたが、それを履いて台湾のステージレースでステージ優勝という年齢を感じさせない成績を残しました。私自身も裏方としても選手を支えることができてこれはこれで非常に満足なものですね。そしてベテランとして日本はもちろんアジアでも活躍し、ヨーロッパでも「日本の福島」として有名な彼はやはり今でも若かった。人それぞれの環境があるにせよ、考え方(言動ということでもなく)に年齢を感じさせない人というのはエネルギーを感じます。表面上だけでない内面から滲み出てくるエネルギーというものも自転車レースの走りに現れると思います。ゴールだけや観客への体面上攻撃しているように見せても実際に走っている選手にはその内容というものは見えるものだし、それこそ目の肥えた観客には見透かされてしまいます。
言葉というものもすごく影響力のあるものですがそれだけではない本物のエネルギーというものを発し続けられる人が青春真っ只中なんでしょうか?

私自身は春なのに思ったように時間が作れなかったり体調のせいにしたりで乗れていないな〜