回り続ける車輪

自転車操業と言うのは嫌な意味で使われる事が多いようだが、現実問題山積の社会生活においては至極まともな仕組みともいえるのではないか。

漕ぎ続ける事で安定し速度を増す自転車。
追い風も向かい風も吹き荒れる中、止めどなく流れ続ける時間。

本来生物であるヒトは休む事などは許されない。
文化的・文明的な社会生活はヒト本来の本能にいろんなオブラートを纏わせる。
それを否定はしないが、極論他の世界と比べたり自身の評価というのはちっぽけな言い分だったり
井の中の蛙のものの見方だったりするのではないか。

一休みなどが無い世界では自転車操業は紛れもない本質的な生き方なのでは。