abeyoshi19692015-06-06

まあ、私がブログに書くような内容はたかが知れていて、しかも「愛」などというお題目は私に似合わないのは重々承知です。
先日京都美山でウィーラースクールを運営するご存知ブラッキーさんのファンドのことをご紹介しました。
「サイクリング美山」のサイトでは「LOVE」という字とともに道路を自動二輪、自動車、自転車が走ってる絵が。
「SHARE THE ROAD」は当面の自転車界のお題目ではあります。
道路を皆で共有しようということですね。
現代の道路はモータリゼーションの世代に建設され車中心の構造になっているのは殆どの方々はご存知でしょう。
ですが、そもそも道路は車のためのものではなく車を使用する「人」が便利になるためのものです。
結局は「人」の為に作られている事を忘れがちです。
「人」「自転車」「自動二輪」「自動車」と道路を使う方々のそれぞれの小世界があるのですが、どこの世界を見ていてもその世界に閉じこもりがちな一部のマニアは他の小世界のことを批判しがちです。
自転車の世界もそうですね。
車が幅寄せしてきたとか歩行者が信号無視して飛び出してきたとかは日常茶飯事。
しかし勿論自転車界側にも問題がある。
どうも自転車は無免許で走行できること、その割に車道も走行できること、
ヘタすると原付バイクくらいのスピードが出てしまうことが問題につながっているようです。

自転車を使う上で他の小世界の人に愛を持って接しているか?
自分がその人の立場だったら。
その人が自分の家族だったら。
それがカギになるのが愛に溢れた「SHARE THE ROAD」という合言葉です。

先日日本の自転車使用のルールが厳格化されました。
地域差や日本特有の解釈の違いも見受けられますが、結局は人が安全に便利になることが目標で、違反者を罰することが目標じゃないと信じたいですね。
せっかく厳格化されたんですから取り締まる方も取り締まれる方も愛を持って守っていきましょう!