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O-Q対決

先日、フレームにトレックのエモンダALRを使用していた際に、O(オー)シンメトリックというギヤ板を試す機会があった。
パワーメーターやペダリングモニター全盛のこの時期に今頃ギヤの話か?という感もありますが、そもそもそりゃ何じゃ?という御仁に説明させていただきます。


前後二枚のギヤ板をチェーンでつなぎ、一方は乗り手の力を伝え、もう一方は伝わってきた力を地面に伝える乗り物が自転車なのだが、前者の乗り手の力を伝える方のギヤの形が真円ではなく楕円になっているものがあるのです。
何故かって?人は道具なくして真円に体を動かすことができないでしょ?力を入れやすいポイントや入れにくいポイント、速く動かすことができる角度や、それが苦手な角度があるでしょ?ということで生まれてきたものです。
各メーカーによって体を動かすことへの考え方がそれぞれあり、数値も多々出ておりますが、それは本当に細かいことで、大事なのはペダリングのフィーリングが自分に合うか?ということや使用することで用途に合わせた代表的なメーカーはQ-RINGのROTOR社、O,SYMETRICのSTRONGLIGHT社、RIDEA社、そして昔は日本のシマノも楕円ギヤを製造販売しておりました。
考え方はさまざまで、クランクという道具を使って一定の制限内でエネルギーをどういう形で発生させるか?というところでしょうか?
私は学生時代にバイオペースを気に入って使っていた。当初違和感はあったが慣れると問題なく使えたし、「自転車が進む」感覚というのもこのギヤのおかげだとも思う。それか20年が経過し、再び楕円ギヤを使用したのは、当時の感覚がどんなものだったかという好奇心なのだが、使用してみると何か違和感が、、、。そう、楕円の方向が違っていたのだ。
実際に使ってみると真円ギヤを調子良く回す時に感じるクランク3時方向あたりのスピード感が全く無く、じわっと自転車が進む感覚なのだ。
この楕円ギヤは脚をクランクに沿って真円に動かすことが不自然に感じる人や効率を非常に重視する人にお勧めです。
またレースの形態も重要です。
スピードの変化が多いレースやコースプロフィールの場合や、ダンシングを多用するタイプの選手なんかにもあまり良い感覚は得られないかもしれません。
そして最近そのQ-RINGのライバルO,SYMETRICを使う機会があったのですが、この製品の特徴はQ-RINGを上回る楕円率と特異な形状です。
使用感は(も)非常に特異。「楕円にするにもほどがある」と感じたものでしたが、使うにつれ「これもアリかも」とも思えました。
というのも踏み込む際の伸び感がQ-RINGのさらに上を行っており、ペダリングの際に「踏む」のが得意な人は手放せないものになりそうです。
かくいう私もO,SYMETRICほどではないにせよ、Q-RINGは寄る年波で少なくなりつつあるパワーを効率よく伝えるためには不可欠と感じています。
現在ROTORのQ-RINGはキャンペーンも開催中ですので利用してみてはどうでしょうか?