SACRAcycling「SLFチェーン」2

引き続きのインプレッションです。
先日少しわかりにくい裏表を確認してチェーンの取付をしました。

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取付直後は新品らしいパキっと角の立った使い心地で滑らかさは微塵も無かったのですが、10キロも馴染ませれば本来の性能を発揮し始め、段違いのスムースネスを見せ始めた。
一段一段の変速操作を敏感に感じ取ると変速性能が格段に上がった印象を受けます。
変速スピードは変わらないが変速の際のチェーンがギヤからギヤへ移る際の機械的な摩擦が減っているのが判る。
結果変速の際に発生する変速ショックが低減され、身体に対するストレスやや集中力を低下させないで競技を続けることができるに違いない。
ロードレースなどのスピードの変化が激しい競技や、トライアスロンのように長時間集中力を途切れさせないでストレスに晒される競技に向いた機材だろう。
日舞洲というアヴェルのホームコースになる周回路でも試してみたが、あまりにもスムースなので逆にペースが落ちてるのではないかと錯覚するほどでした。
効果の持続性はキツい洗車をすると損なわれるそうなので、日頃洗車の難しい方にはぴったりかもしれませんね。

SACRAcycling「SLFチェーン」

先日お伝えした「SACRA cycling」の製品テストのファーストインプレッションです。
まずは簡単なチェーンから。
チェーンのテストの前にココのところサボっていた洗車をします。
夏も真っ盛りなので洗車自体は苦痛になりませんが、ココのところの閉店セールで時間がありませんでした。
洗車するだけでも走行抵抗は激減しますが、洗車後の走行感や変速フィーリングはパキッとしっかりしています。
そしてチェーンの取付です。

し、白いやつ!こいつが、、、!って昔のアニメを連想させるセリフを吐きながらの取り付けをします。
取り付け作業自体は通常のチェーンと同じですが、粉末PTFEが散りばめられていますのでチェーンの裏表が判りにくくなっています。
私はシマノ製のコンポを使用していますのでチェーンには方向性があります。
一コマだけ粉末を除けて方向の確認をきっちり行ってからの確認になります。
チェーンには特殊コーティングした上に、PTFE(一般的にはテフロン®?)の粉末を付着させて、さらに装着後に生分解性のオイルを添加します。
三重の抵抗軽減措置ですね。
もちろんチェーンには元々抵抗が少なくなる加工も施されていて、更には変速性能も上がる形状にも加工されています。
取り付けが完了したら早速店からの帰宅時に乗ってみました。
距離は3キロほどなので時間的には15分程度です。
乗り始めは何時もと違和感のない乗り心地だったのですが、3キロ後には十分にオイルとPTFE粉末が隅々にまで行き届いたのか、非常に滑らかな走行感に変わってきていました。
走行感のみならず変速フィーリングも別物です。
さてそれでは次回は短いながらも実走行に使ってみましょう。

父の日・夏至・展示会

梅雨の真っ只中、いろいろな日が続く。
夏が近づき、気温が上がりながらも連日梅雨らしい降雨の毎日。
日の長さも折り返し、これからは日に日に日の入りが早くなる。
ツールドフランスにはもう6回目になる出場を新城選手が決め、スタートの日にはシマノが新たなコンポーネントを発表する。
すでに2017年モデルの完成車展示会が始まり、思ってもみない新車が発表されたりと、焦りばかりが募るばかりです。
嬉しいこと、驚くこと、楽しいこと、悲しいこと。
そんな中、我がAVELも最初の一店を閉め、新たに店舗を開けます。二店舗目は師匠がそのまま営業します。
所謂「移転」とは少し違いますが、師匠から受け継ぐべきものをきっちり受け継げるか?
新たに自分のやりたいことをやっていける環境が作れるか?
嬉し楽しい新たな一歩です。

父の日

やや!前回の書き込みからもう一カ月!ブログは書く気力が要りますね!最近Facebookに頼りっぱなしです。
さてもう十数年以上も前に、先輩の幼少の息子が中学生くらいの時だったか、私が出入りしていたクラブチームのツーリングに連れ出したことがあった。経緯はよく覚えてないのだが和泉市あたりから高野山まで大きな山を三つは超えるツーリングだったが、弱音一つ吐かずに最後まで走り切ったことを覚えている。
そんな彼が鹿児島の高校や東京の大学へ行ってもさほど驚かなかったが、クラブチームで走り始めた時には、その本気度合いにさすが先輩の子だと驚いた。
瞬く間に成績を納め始め年に一回か二回程度は良い成績を上げるようになっていた。
ところが彼の性格と脚質は私の想像を遥かに上回っていたようで、遂に本日国際大会で優勝するにまでなったのだ。
いや参った。というよりも嬉しい。
昨日は父の日だったがその先輩の誕生日でもあり父親としても感慨ひとしおだろう。
わが子もこんな風に俺を喜ばせてくれたらうれしいが、今のところ活躍する世界は他の方向へ向かっているようだ。
まあ、それも楽しみだが。

SNS

またまたフェイスブックネタです。
先日、私の運営するAVELという自転車店舗の競技者を中心としたチームの練習会の事をFBでアップしました。
弁当ネタ以外はいつもはサイレントの方々が多いので、そもそも書き込みは少ない私のタイムラインなのですが、真っ先に書き込みをしていただいた方がいらっしゃいました。
正直言って競技(走)力という面では高くは無いものしか持っていないチームの面々ですが、真面目に向上心を持って社会人生活や学生生活を送りながらスポーツに取り組んで頑張ってます。
もちろん競技成績も一歩一歩前へ進むことを前提に取り組んでもいます。
有料でも良いとからと私に教えを請いコーチングをしている選手までいます。
書き込みをしてくれた方にはいろんな意図があったのかもしれませんが、その書き込みはどう見ても悪意に満ちた書き込みとしか受け止められないものでした。
SNSは気軽に情報をアップし、それに反応する事ができますが、おそらく私のタイムラインが目に留まり、見た瞬間に何の考えも無く書き込んだのでしょう。
何の考えも無いと言うと語弊があるかもしれません。
ご本人なりの「考え」があったのでしょう。
いつも−少なくとも私のタイムラインに書き込む時はー「オーガナイザー」と書き込んでらっしゃるので、自転車レースを運営していることに誇りも持っている。
オーガナイザーって大変ですよね。
選手を走らせる環境を整え、地元の方々との折衝、スポンサー集め、etc.etc.、、、
選手を強く、大会の権威も上げたい。そういう欲も出てくる。
本当に大変です。
が、それ以前にスポーツは、それを行う夫々が満足のために行うものです。
各々が満足できなければ、周りの者も満足できないでしょうし、幸せになれません。
自分が犠牲になってるから周りの者が幸せになれるんじゃない。
自分を幸せにする事ができて初めて周りも幸せになるんじゃないか?
自転車競技は人生そのもの。
個があって他があってそして全がある。
個々の価値が全体の価値を高める。
個の価値が落ちれば全の価値も落ちるのは必然。

SNSでは個は他を攻撃することをディすると言いますが、それが全て悪いとか避けなければならないものかというと、そうではないと思う。
ちなみにDisrespectはre(再び)-spect(見る)の反対語(dis-)です。
「二度見しない」=「スルー」ということに繋がるんでしょうか(笑)?

思いや愛のある個のディスりは二度見する価値がありますが、それが無ければ集団という全にも入る価値の無い個となり、村八分となることもあります。

今回少し嫌な思いはしましたが、それ以上にいろんな方々が私をたすけてくれたことが非常に嬉しかった。
ある意味そういう価値はあったのかなと思います。
まだ村八分にはならないんでしょうね。
私を助けてくれた方々の中にはその方に対する「思い」を感じるコメントもありましたから。