激突!
イヤー昨日のツールはある意味人間の裏表を垣間見せる良いレースでした。
あんな事があると昨年のアームストロングとコンタドールの本当の被害者はどっちなんだ?という疑問も自然とわいてきます。ああいう究極のシチュエーションで人間性が出ますから。見えない所でいろんなことしている人は世の中一杯いますからね。でも自転車を子供の時から競技として捉えている人にはそんな大人になって欲しくありませんね。しっかり前を牽いて責任を果たし、そして勝つ!ツールからえらいローカルな話になりますが、先日のJツアー優勝者佐野選手はそれをしっかり体現できていたんではないでしょうか?さて話はツールに戻り、最後の登り超級山岳でシュレックがトラブルで遅れた後の場面。コンタドールは平然とアタックし続ける。いったん遅れた勝負から除外されたアームストロングは淡々とペースを刻む。そこに迫るシュレック。それを知ったアームストロングは抜かれ様に後方に手を差し伸べる。そう、シュレックに。「投げよう」としたのだ、シュレックを!友情ですかね。ライバルに対する怨念か?本当に人間が観れた良いレースだった。今日も山岳、面白いレースが観られそう。
写真は先日の移動中の激突シーン。運転は御安全に。